週末ごとに寒波が次々と押し寄せ

海の中も真冬に。

先週末から水曜日までは連日ブリが釣れさかっていたようだが

木曜日からの海水温の低下とともに食いも落ちてきたという。

アオリも日によって一船４０杯の日もあれば一船５杯の日もあり

まさに海に出てみないと分からない状況。

この時期海水温の低下はしかたない。

潮さえ動いてくれれば何とかなるでしょう。

とりあえず保険のアジを積み込んで６：３０出船。

まずはアオリから　

潮は全く動いていないようで期待薄…

北西の季節風も関係なし。

ベタ凪なんで５０ｍ先のアジの動きも手に取るように分かる。

ピリピリしていた竿先の振動が止まってもやっとした感触 …

電撃合わせでフッキング。

久しぶりのアオリ

キロちょっと足らずのこの時期レギュラーサイズ。

瀬戸内エリアは先週末同様爆風で釣りにならないようだが

大寒波が来てもここはパラダイス。

波の高さ５ｃｍ　池状態。

こんなコンディションならアオリのアタリは手に取るように分かるのに。

仕掛けを下ろした直後３人に同時ヒット。

ちょっとサイズアップ

キロアップのアオリの引きは何度味わってもいいもんだ。

しかし相変わらず潮が全く動いていないようで

風もほとんどないので５分経っても１０分経っても船の位置は変わらない。

こんな日は船を停めた直後に真下にアオリがいれば釣れるけど

あとは何分待っても釣れないというパターン。

突然食い上げたアタリで合わすと

弱々しい手応え。

水深６０ｍでこの時期にこのサイズ？

おもいっきりサイズダウン。　

動かない潮に見切りを付けて

ターゲット＆タックル変更。

沖行きます。

１５分ほど走ってポイント到着。

その場でできるサビキチューニング

緑のタフロープを針に付けるだけ。

沖もべた凪パラダイス。　

波の高さ１０ｃｍ

ここも潮動いていないみたい。

最初の流しで隣の方が７０ｃｍと小型ではあるが本命ゲット

今日もブリ祭り？

しかし…　けれども…　だが…

その後はまったく本命からのアタリはない。

潮が動いていないとベイトすら掛からない。

ベイトはいるが掛かりにくいようで何も掛からないスカ流れ多数。

たまに掛かってもサバではなくマルアジ。

昼までにメジロ２本と先週の勢いはどこへやら。

潮の動きの悪い日は数もでないし型も小さい。

これはメバルにしろアオリにしろマダイにしろ全ての魚種に共通すること。

緑のタフロープは美味いようで？

釣った魚の胃袋の中にはサバより圧倒的にマルアジが入っていることが多いのに

マルアジは食いが悪いようでサバが掛からないとヒットしない。

肝心のサバがなかなか掛からないんだけど…

たまに中層のサバナブラに当たると

いっぺんにサビキの枝数だけ付いて底まで落ちない。

仕掛けをぐちゃぐちゃにしてまわりの方とオマツリして…

沖も潮が動いていないせいか青物の活性低すぎ。

ベイトも押し固められていないようで

マルアジやサバが付いてもアタリなし。

先週は仕掛けを落とせばエサが付き

底まで落とせばヒットするという状態で

釣り方や仕掛けは関係なしだったが

潮が動かない日はそうはいかない。

釣り人が陥りやすい落とし穴として

いいときのイメージが頭から離れず状況に対応できない。

活性が高くどんな仕掛けを使ってもヒットする状況を基準に考えると

低活性時の状況を打破する方法は見つからない。

釣りの時間の大半は食いの良くない時間帯であることが多く

その時間帯にいかに口を使わせるかが勝負の分かれ道。

爆釣のイメージを捨てて頭の中を一旦リセット。

思考をニュートラルにして１匹を掛けるために何ができるかを考えていかないと。

仕掛けを１０号まで落とし考えられることをいろいろ試して

ようやく本日初ヒット

細仕掛けなのでドラグを効かせながらゆっくり巻き上げ。

最初の１分走りを無理に止めなければ１０号で１０ｋｇも大丈夫。

９０ｃｍ　の小ブリ？

ようやく片目が開いた。

さぁこれから！

ベイトの付きはだんだんよくなり

流すたびにリーチ状態なのだが本命はヒットせず。

マルアジが大半だったがサバも掛かりだして

いつ本命がヒットしてもおかしくない状態なのだが。

変なアタリ？に変な引き？

いやな予感…

的中！！

シャーク！！

その後最後まで本命からのアタリはないまま

１６：００　終了。

どの船も苦戦して釣り人＞魚の数だったみたい。

今回は乗り合いだったので、集合写真はなし。

５人でアオリ５杯、メジロ３本ブリ２本。（マルアジ＆サバ約１００本）

一日を通してアオリのアタリ３回…　ブリのアタリ１回…

アタリは１００％ものにしたのだが

潮が動かん日はこんなもんでしょう。

翌日はまた盛大なブリ祭りだったようで

釣行日に潮が動いてくれることを願うのみ。

潮が止まっている活性の低い日にあたったら

何とかして１本掛ける努力を惜しまずがんばろう。

本日の釣果　アオリイカ胴長～２９ｃｍ　３杯
　　　　　　　　ブリ９０ｃｍ